小学生、中学生のお子様を持つ保護者の皆さま、塾関係者の皆さま、浜松近隣の関係業界のみなさまこんにちは！
浜松市中央区大平台の学習塾、松陰塾 浜松大平台校の吉田です。当塾は浜松市の旧西区、佐鳴湖の西側で大平台高校のすぐ近くにある個別指導の塾です。
4月もすでに半ば、そろそろゴールデンウィークが近づいてきました。3月に昨年の中3生たちが卒業し、中学生が塾生の多くを占める当塾では少し寂しい様子の教室ですが、今年の中3生たちを中心に、春期講習からの新しい塾生たち、高校生、中2、中1、小学生たち、今年も一緒に勉強していく仲間たちが今日もがんばっています。
さて、昨年の中3生たち、今月から高1となった塾卒業生たちの進路ですが、当塾は『◯◯高に◯人！△△高△人！』というような大手の塾さんとは異なり、一教室で運営している一学年20人程度の小規模塾ですので、具体的に『◯◯高合格！』と書くだけで誰がどこに進んだかわかってしまいます💦個人情報を堂々と記載するわけにもいきませんので、今年はおおよその偏差値ランク分けで進学実績をお知らせしたいと思います。
浜松市の多くの地域の中学において進学先となりうるであろう高校は、公立私立合わせると30強の学校が有り、昨今人気が高まってきている公立高校の定時制コースや通信制高校なども含むと、全部で40校ほどの学校が選択肢として存在します。実際は一つの高校に複数のコースがあるので、さらに細かく分かれるのですが、ここは独断で一校につき一つとまとめて、これを偏差値順に、①・②・③とざっくり3つに分けると考えると、昨年度の当塾卒業生18人の内訳は、①に7人、②に7人、③に4人といったところでした。
例年より平均偏差値は高めでしたが、私立高校単願、それもテストの点数も内申も平均以上の希望者がいよいよ多くなってきたのを感じた一学年でした。
私立高校の上位4校は人気、偏差値ともにとても高く、特にそれぞれのトップコースは非常にレベルが高く、公立トップ3校の併願先としてはもちろん、それにつぐ公立高校のレベルにある子たちが軒並みその辺りの私立単願希望で進路を決めたことにとても驚き、塾の講師としては少々残念なような、ある種納得のような複雑な気持ちでもありました。
もちろん、過去記事に書いてきたように私立高校は非常に魅力的な学校が多く、公立・私立というだけでの優先判断基準はなくなりつつあるのは十分承知でしたが、それを目の当たりにした感がとても強かったです。
こうなってくると、私立1校、公立1校が基本という静岡県の高校受験システムはもう時代にそぐわないのかもしれませんね。私自身も塾講師という立場で多くの受験生に進路についてのお話をする上で、考え方をアップデートしていかなければと強く感じました。とはいえ、こういうことばかり書いていると私が私立高校派、と思われてしまうかもしれないので、今度は初心に帰って公立高校の魅力を書きたいと思います。
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