浜松市で塾をお探しの小学生、中学生、高校生のみなさんと保護者の皆様、塾の種類と選び方にお困りではないでしょうか。今日は塾の種類と塾の選び方を、簡単にご紹介したいと思います。
まずそもそも『塾』または『学習塾』、『予備校』と、皆さんがおそらく同じものと認識されている言い方がありますが、これらにもおおよその区別があります。『塾』・『学習塾』は主に中学受験、高校入試までを対象とし、『予備校』は大学受験を対象としているケースが多いようです。
当塾は主には小学生、中学生を指導していますので、『予備校』というよりは『塾』『学習塾』にあたります。ただし当塾の場合、中学卒業後は高校生コースを用意しており、そのまま当塾での学習を続けてくれる塾生に対しては『予備校』の面も持っています。（この辺りは別記事にてご紹介していきます。）
さて本題、塾の種類ですが、分け方は大きく3つの分類をされることが多いようです。①指導方法、②塾の運営規模、③塾の種類（目的分類）、この3分類になります。
①・②・③の順番にしたのは理由がありまして、浜松市にお住まいの小・中学生の児童、生徒、保護者の皆様にとってはおそらくこの、①と②が重要になるのではないかと思います。
①指導方法については、『集団』、『個別』、『映像授業』、『自立学習』に分けられます。実際にはそれぞれの中で、集団は大規模集団や小人数制、個別もマンツーマン指導と小人数指導などもう少し分類されますが、おおまかにはこの４分類で差支えないと思います。
簡単にメリットデメリット含め紹介します。『集団塾』は数人～大人数で授業を受けるタイプの塾になります。数年前までは一番オーソドックスでした。主なメリットは周りにライバルがいるので良い意味で競争心をもって勉強に臨め、緊張感も持ちやすいです。デメリットは一人ひとりの塾生へのフォローが受けにくいこと、一度ついていけなくなると追い付くことが難しくなることがあります。特に大手進学塾ではスタートからついていけるある程度の学力、理解力が求められます。
『個別塾』はマンツーマンの家庭教師型や、講師一人に３人程度の塾生がついて学ぶ少人数指導の塾で、テキストや問題プリントを使う事が多いようですね。メリットは集団塾より講師が一人ひとりに目を配りやすいので個別のフォローをしてもらえることが多いです。マンツーマンであればなおさらです。デメリットは塾生になる児童、生徒さんと講師の相性が合わないと効果が出にくいほか、モチベーションへの影響も大きいです。「塾の先生と合わなくて辞めた」なんてお話を聞くのはこのタイプの塾が多いと思います。ただしこれは逆に、相性が良ければメリットにもなり得るので一概には言えません。また指導内容のレベルは良くも悪くも塾によって大きく差があり、あまりがつがつしないレベルから上位の進学校まで、幅広く対応してくれる塾もあります。
『映像授業』はそのまま、パソコンやタブレット、スマホなどで映像を見て学ぶタイプの指導方法（学習方法）です。メリットは、自宅でも受講可能なところが多いこと、映像に出る講師は一流講師であることが多く一流の指導が受けられること、繰り返し、早回しなど自分のペースで学習ができる事です。デメリットは、演習問題が少なめな事が多い、困ったり行き詰ったときに相談しずらい、緊張感が持ちにくい（だらけやすい）などですね。
『自立学習』はパソコンやタブレットからオンライン教材、もしくはテキスト教材などを使って、塾生が自分自身で勉強を進めていくタイプの学習です。当塾もこれにあたります。基本は自分で進めていくので、人の目を気にする必要がなく、じっくり、繰り返し、学年をまたいで戻ってやり直す、など自分のペースで、自分にあったところから勉強ができます。デメリットは周りの目がないので緊張感が持ちにくい、本人に進む気がないと時間がかかっても進まない、などがあります。ですが塾のスタイルによっては『自立学習』ではあっても質問できる講師がすぐ側にて、個別の指導が受けられる場合もあり、こういった場合は個別塾と言える側面もあります。
もう一つ、これは本当に私見になりますが、目指す目標のレベルも指導方法に加味して検討する必要があると思います。いわゆる最上位高、最上位私立中を狙う場合は常に競争にさらされる環境に慣れる意味でも有名進学塾の『集団授業』、またはマンツーマンの『個別塾』、上位〜中位が目標であれば自分の特性に合う塾を選択、今現在中位〜下位の位置にいるならマンツーマンより少人数程度、かつ講師に信頼がおけそうな『個別塾』、この選択が必要と思います。
②の塾の運営規模の分類ですが、これはわかりやすく『大手』か『中規模』か『個人』運営かの分類です。『大手』であればたくさんの塾生指導によるデータや情報、進学実績が魅力ですが反面、費用は高くなりがちです。『個人』や小規模な塾である場合、費用は良心的だったり講師、先生との信頼関係が築きやすいと思いますが、情報や進学実績はそれぞれです。『中規模』であればいずれもその中間、どちらのメリットもありどちらのデメリットもありといったところでしょうか。
最後に③、塾の種類、目的別分類ですがこれは地域によって、各塾や予備校が表に出しているところ（明確に区別している）とあまり出していない（区別があいまい）な地域の差が大きいと思います。浜松市では後者のケースが多いかと思います。
『補習塾』学校授業の補習メイン、『進学塾』進学、受験メイン、『総合塾』補習、進学、全教科総合指導の塾、『専門塾』教科や技能、テストなど目的を明確にした塾、と4つに分けられることが多いですが、小・中学生対象塾では多くは『総合塾』よりの運営をされているところが多く感じます。
ということで、塾の選び方をまとめると、今のレベルと特性からまず指導方法であたりをつけ、運営規模を参考に費用、実績、情報、信頼関係のどこに重きを置くかで目星をつけたらとにかく無料体験へ！という流れが私のおススメ塾選びになります。地域によってはまず最初に目的分類から候補を探し始める、という形ですね。
いずれにしろ最終的に一番大事なのは、そこで勉強をする本人に合うレベルややり方かどうか、講師の先生や教室の雰囲気が合うかどうか、相性の部分が大きいものと思います。塾探しを始めたら、まずは無料体験に申し込んでみましょう。
もちろん当塾でも無料体験はいつでも受付しております。ぜひ気軽にお問合せください！
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