浜松市にお住まいの小学生・中学生・保護者のみなさまこんにちは！西区大平台の個別塾、松陰塾 浜松大平台校、塾長の吉田です。
４月に入り早１０日、学生のみなさんは進級進学、新生活が始まってまだ少し慣れないころかな〜と思います。特に中学に上がったばかりの中１生はこれから中学の勉強本番、最初のテスト、部活への入部、学外のクラブ活動など、押し寄せてくる新しい環境に、ふと気づけば一学期が終わりもう夏休み、なんて事になりそうな中学生と保護者様のご家庭も多くあるのではないでしょうか。
またこの中学進学後、「少し落ち着いたら、塾にも行き始めなきゃ！」なんて思われている新中学生や保護者様、少なくないですよね。実際私のところにも塾生の弟・妹さんなどのことで、「いつから塾にいれるのがいいですか？」なんてご質問をいただいたりもしています。
いつから塾に入るのが良いのか
塾にいつから入るのがいいか、について。これについては以前にもどこかで触れましたが、極論ご家庭の懐具合次第です。早ければ早いほど良いのは言うまでもないので・・・。もちろん、塾に入らなくても自分で勉強できるお子さんもいますし、『無理に入らなくても良い』『入っても効果が薄い』という段階はありますが、そこは単純にプラス要素が少ない、というだけの差。マイナスはほぼ０と言ってもいいすぎではないでしょう。（もちろん悪質な塾だったり体調を崩すほどの無理な通い方、などは考慮していません）
では、その『懐具合』と、さらに一人ひとりの学力差もある程度考えた場合、塾に入るオススメタイミングはいつなのか、私が思うのは（もちろん個人の見解です）、小学校6年生の冬休み、または中学2年生の夏休みではないでしょうか。多少ずれたとしてもこの時期に近ければ近いほど、結果を出しやすいように思います。
①小学校6年生の冬休み（冬期講習など）
前提として、この考えは保護者様目線での話です。まず小学6年の冬休みですが、この時期6年生は本人たちも小学校卒業、中学入学を意識します。中学に入ったら学校の勉強に加え塾（もしくは自宅）で勉強するのが当たり前なんだよ、という『決定（確定）事項としての教え込み』が可能だからです。とにかくこの、『中学に入ったら当たり前』というワードの使いやすさです。中学に進むと部活や授業時間も変わるから、新生活が落ち着いてからと考える保護者様も多いと思いますが、これはオススメしません。新生活が落ち着いたら、そこまでが新生活なんだ、とお子さんが認識してしまうからです。そこに、『塾も含めて新生活なんだよ』、これが普通なんだよ、と先んじて入れこんでしまうことができれば、お子さんは違和感なく受け入れられるものと思います。例外は中学受験をされる場合で、この場合は小学4年生のスタート時から開始される方が多いですね。
また冬休みあとから春休みまで、塾側で新規入塾キャンペーンをやっているケースも多いです。これは小学校・中学校・高校それぞれの最上級生が卒業し、どの塾もこの時期、塾生人数が一番少なくなる時期だからです。
②中学2年生の夏休み（夏期講習）
もう一つの中学2年の夏休みですが、これも小6同様に、『◯◯になったら当たり前』理論が使えます。中3になったら、もしくは部活が終わったら塾に入る。実際に中3から塾に入る方も多いですよね。これを少し先取って中2のうちに、とまず考えます。そして、現実的に内申点を目標ラインまで上げるには、成績表の出る機会が最低でも3回必要と私は考えています。内申点の決定は静岡県では中学3年の2学期です。これは多くの方が知ってます。多くの塾で叩き込まれることでしょう。その為、中3の2学期は誰も彼も必死でがんばります。みんなががんばるから、同じペースでがんばっても成績は上がりません。全体が上がってるわけですから。5点点数が上がっても、平均点が5点上がれば順位や偏差値は全く上がりません。その中でさらに上がろうとするならば、普段の二倍の上昇具合が必要なわけです。中学の先生方もみんなが上がるからと全員の成績を上げることはできないわけで。それより前からがんばっている生徒さんがいれば、そちらを優先したくなることもあるかもしれません。つまり、どんなに遅くとも中3の一学期には成績を上昇傾向にしておかなければいけないわけです。
ところがこれまた、中3の一学期に急に成績を上げることは難しいわけです。教科担当の先生が変わることもあります。担当の先生が変わらなければ中2のイメージをそのまま持たれているかもしれません。中２の三学期と中３の一学期は成績が繋がっている、と考える塾の先生もいらっしゃると思います。さらにさらに、中学3年生の三学期の成績は学年評価ですから、一、二学期も含む総合で見られます。
つまり、静岡県では内申点は中3の二学期の成績が記載されるわけですが、この中3の二学期の成績は、中2の一学期、二学期にはもう動き始めているといって良いでしょう。
長くなりましたが、これが中2の夏休みからの塾をオススメする理由です。
今年お子さんが中1生ならば、部活も決まっていないいますぐがオススメ
というわけで、特に今年から中学一年生のお子さんを持つ保護者様には塾探しはなるべくすぐに、新生活に慣れてしまう前をオススメしたいというお話でした。加えるならば今年の二年生は夏前までに生活リズムを整え夏休み前、夏期講習からの塾探しを、そして三年生のみなさんと保護者様はもう今すぐに、明日と言わず今日にでも塾探しを始めてください。
また自宅や自分自身で勉強する習慣ができている、高校入試まで塾に入る予定がない、という中学生は、中3の夏期講習だけは参加してみると良いです。塾に入る前提ではなく、勉強の仕方や方向性を確認するためです。加えて、同級生たちの勉強に向かう熱や雰囲気を感じて良い影響を受けられるものと思います。これがすぐに叶いそうな塾がお近くにあれば、もちろん夏期講習まで待つ必要もありません。いくつかの塾へ無料体験に行くだけでもきっと得るものがあるはず。もし無料体験で得るものを全く感じない塾があれば、そこは行かなくて良いです。
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